【非対面・非接触】無人ホテルとは?!東京の事例をご紹介!

新型コロナウィルス感染拡大により、ホテル業界では大打撃を受けています。しかし、その中でも生き残りをかけて、ホテル業界ではさまざまな取り組みを行なっており、その中でも「無人ホテル」というものを作り出しました。

ここで無人ホテルとはどういうものなのかということと、実際の東京の無人ホテルをご紹介していきます。

無人ホテルとは

無人ホテルとは、一般的にホテルのエントランスやフロントにスタッフがいなかったり、運営や管理スタッフも常駐はしていなかったりするホテルのことを言います。

多くの無人ホテルの場合、フロントには受付端末やタブレットが並んでおり、宿泊者はその端末上で本人確認やチェックインをします。ホテルキーも、端末上から出てくるところもあれば、暗証番号を表示されるところもあり、どちらの場合でも非対面・非接触で受付をすることが可能です。

一言で「無人ホテル」と言えども、実情はさまざまで、ホテルの中の従業員の部屋や事務所には人がいて、緊急事にはすぐに対応してくれるようになっていたり、ホテル内にはいないものの、近隣のところにスタッフが常駐して、何かトラブルがあったときに対応をしてくれたりする場合もあります。

 

東京の無人ホテル

1.HOTEL BAMPKY

新宿区にあるHOTEL BAMPKY。このホテルでは、24時間無人でチェックインできる「KEY STATION」というシステムを採用し、新宿区で初めての無人フロントのホテルです。

ホテルの中は、東京の新宿という都会でも、喧騒を忘れられるようにマンハッタン風のコンパクトラグジュアリーな作りになっています。ミニキッチンやランドリーもあり、長期滞在にもおすすめです。

  • HOTEL BAMPKY
  • 住所:東京都新宿区西新宿7丁目16-2
  • 公式サイト:https://h-bampky.com

 

2.PLAYSIS ASAKUSA

浅草にあるPLAYSIS ASAKUSA。このホテルは、浅草寺や雷門が有名な「浅草エリア」、東京スカイツリーがある「押上エリア」、国士舘や江戸東京博物館といった日本の文化を満喫することができる「両国エリア」の中心にあります。

また、成田空港や羽田空港にも乗り換えをせずにアクセスすることが可能です。無人対応のチェックイン機の導入や、鍵がいらないスマートロック、飲食物やアメニティを購入することができる無人コンビニの設置により、人との接触を避けて泊まることができます。

 

3.sequence SUIDOBASHI

水道橋にあるsequence SUIDOBASHI。このホテルは、野球観戦やライブ会場として知られる東京ドームのすぐ近くにあります。顔認証でのチェックインや客室への入室や館内施設の利用、タブレットによるチェックアウトという新世代のホテルです。

シンプルで洗練されつつも、大きな窓から差し込む光やインテリアによってあたたかみを感じることができます。ホテル内には「The Chain Museum」によって手がけられたアート作品がいくつもあり、外出をせずにアート鑑賞をすることが可能です。

 

4.プリンス スマート イン 恵比寿

恵比寿にあるプリンス スマート イン 恵比寿。全国に幅広くホテルを展開している「プリンスホテル」から2020年に新ブランドの「プリンス スマート イン」が誕生し、このホテルはその1号店です。情報通信とAI技術を活用し、スマートフォンからの予約〜チェックアウトまでできるというシームレスな非対面システムを採用しています。

自分自身のスマートフォンをルームキーとして使うことができたり、二次元コードをかざして非接触で手荷物を預けることができたり、質問の応答や天気などの情報を提供する客室に備え付けのスマートスピーカーやスマートミラーがあるなど、非対面のシステムが豊富です。

 

まとめ

ここまで、無人ホテルがどういったものかということと、東京にある実際の無人ホテルをご紹介してきました。以前では無機質なものと思われていた無人ホテルですが、このコロナ禍でますます注目を集めています。やはり「非対面・非接触」といった部分が、ホテル側にも宿泊者側にも感染対策のひとつとしてメリットがあります。

コロナ禍でも、ホテルに泊まりたいという気持ちがある方も多く、安心してホテルに泊まることができることが、やはり大切なのではないでしょうか。その安心の材料として、「非対面・非接触」を取り入れた「無人ホテル」が挙げられます。