夏涼しく、冬に雪の多い山形県は、四季を豊かに感じることができる場所です。さくらんぼをはじめ、美味しい果物が取れる場所でもあります。そんな山形県は、四季を通じてグランピングに訪れたい場所の一つ。
今回の記事では、山形でグランピングを楽しめる施設を５か所ご紹介します。
ヤマガタグラム（yamagata glam）
村山市にある大型グランピングスポットが、こちらのヤマガタグラムです。敷地の中に８つのドーム型テントがあり、それぞれ山形県にちなんだ名前がつけられています。その中のひとつである熊野山から名付けられたドーム型テントbear の内部にはクマのヌイグルミが大小合わせてたくさん置かれており、小さな子供と一緒にグランピングするには、ピッタリのテントとなっています。
他のテントもシンプルなインテリアでまとめられており、最大で５人までが宿泊可能です。もちろん冷暖房完備ですので、冬でもグランピングを楽しむことができます。
また、ヤマガタグラムのもう一つの目玉は、併設されている温泉施設です。露天風呂はもちろん室内の大浴場やサウナもあります。また、SPAプールという温泉プールもあり、こちらの温泉プールは冬でも入ることができます。
食事は好きな食材を持ち込むこともできますが、山形牛や新鮮なホタテのバーベキューを事前予約するのもおすすめです。また、朝ごはんも充実しており、具沢山のスープやまんまるのベーコンエッグ等を地元のパン屋さんが焼いたパンとともに楽しむことができます。
山形の温泉と美味しい食事を体験したい人におすすめのグランピングスポットです。
ヤマガタグラム / 公式HP：https://yamagata-glam.com/
蔵王温泉 松金屋アネックス
数多くある山形県の温泉の中でも、特に有名な蔵王温泉。日本有数の強酸性の温泉街にあるホテルの松金屋アネックスの敷地の中に、グランピングスポットがあります。
２つのドーム型テントがあるのは、なんと松金屋アネックスのホテルの屋上。つまり、ホテルの屋上でグランピングを楽しむことができる施設なのです。
ドーム型テントに宿泊できるのは4人まで。とはいえ、実は松金屋アネックスでのグランピングでは、ドー一室ホテルのお部屋を使うことができるので、５人目以降はホテルのお部屋で眠ることもできます。また、松金屋アネックスでのグランピングは屋上にドーム型テントがあるため、雨や風の影響を受けやすくなります。例えば風が強いとドーム型テントで眠ることができないので、ホテルのお部屋で眠ることもできます。
また、お風呂もホテルの大浴場を使うことができますし、食事もホテルのレストランで夕食・朝食を取ることができます。
グランピングを楽しみながら、ホテルステイの快適さも味わうことができるので、ちょっとご高齢の方がいる場合のグランピングにおすすめです。
蔵王温泉 松金屋アネックス / 公式HP：http://matukaneya.jp/
GLANPic Yamagata
山を一つ貸し切りのグランピングスポットがこちらのGLANPic Yamagataです。その敷地は3000坪、ウッドデッキに備え付けられたコットンテンドに6人ほどが宿泊できます。寒いときには石油ストーブやホットカーペットも設置されるので、安心です。
お風呂はテントの隣りにある五右衛門風呂。大自然のなかで五右衛門風呂に入るなんて、ほとんどの方にとっては、生まれて初めての体験となることでしょう。
食事は施設内にあるカラフルなカフェで取ることもできますし、自分たちで食材を持ち込んでバーベキューを楽しんでも大丈夫。バーベキューグリルなどは現地でレンタルできますが、念のため予約時に連絡しておいたほうが良いでしょう。
こちらの施設にはゲストハウスもあり、このゲストハウスを貸し切ることもできます。バス・トイレ・キッチン付きで、貸し切りにすると7人まで宿泊できる一軒家になります。もしもテントでよく眠れない方がいるときなどは、このゲストハウスを貸し切りにして滞在を楽しむと良いかもしれません。
GLANPic Yamagata / 公式HP：https://glampic.net/
ルラールグラン ソラシタ
米沢市にあるグランピング施設がこちらの ルラールグラン ソラシタ。昨年オープンしたばかりの新しいグランピングスポットです。宿泊するのはドーム型テントかロータスベルテント。ちなみにロータスベルテントは春から秋までの期間限定です。
食事は地元の名産・米沢牛を堪能するバーベキューがあり、地元産のお米で作ったおむすびもついてきます。山形の美味しいものを思い切り食べることができるバーベキューです。また、アクテビティとして近くのさくらんぼ農家でさくらんぼ狩りをすることもできるので、グランピングを終えて家に帰るころには、きっと山形の名産でお腹いっぱいになっていることでしょう。
さくらんぼ狩り意外のアクテビティが豊富なのも、こちらのグランピングスポットの特徴です。まず、施設の向かいには、おいたま温泉賜の湯という温泉があり、こちらは源泉100％のかけ流し温泉で砂蒸し風呂まであるという、温泉好きにはうれしい施設です。また、夏には川遊びやファットバイクでのサイクリング、冬にはかまくら体験やスノーシューを履いてのトレッキング、そしてレザークラフトまで体験することができます。
美味しい山形のものをたくさん食べて、自然の中で思い切り遊ぶことができるこちらのグランピングスポット。車のアクセスももちろんですが、新幹線も停まるJR米沢駅からタクシーで10分ほどというアクセスの良さも大きな魅力です。
ルラールグラン ソラシタ / 公式HP：https://ruralglam-solasita.jp/
sotonico
1日1組限定の貸切グランピングを楽しむことができるこちらのsotonico。併設されている大人4人が入ることができるテントサウナももちろん貸切です。
宿泊するのは、大きなベルテント。ウッドデッキに設置されたテントの中にはシモンズ社のベットがあり、エアコン完備。暑い夏でも快適に眠ることができます。お風呂はなんとひのき風呂が施設の中にあり、こちらももちろん貸切。グランピングを楽しんでいる間なら、いつでも、そして何回でもお風呂に入ることができます。また、子供用のプールもあるので、暑い夏には思い切り水遊びをするのも良いでしょう。
食事はバーベキューを予約時に事前注文しておくスタイル。地元産の山形牛のステーキやカレー、そして地元で取れた新鮮なさくらんぼや葡萄、梨などの果物がデザートに付きます。もちろん、お米も地元産の「つや姫」。思い切りお肉を食べたい人には嬉しいメニューです。また、食材や飲み物を自分たちで持ち込むこともできます。特にお酒を楽しみたい人は、近くのスーパーやコンビニなどで忘れずに買ってから、こちらのグランピングスポットに行くようにしましょう。
また、sotonicoでは、お抹茶体験、つまり茶道を体験することもできます。こちらも事前予約が必要なので、グランピングでお抹茶を一服してみたい人には、おすすめです。
sotonico / 公式HP：https://sotonico-glamping.com/
山形県は新しいグランピング施設が続々オープンしている地域
この2年ほどで、新しいグランピング施設が続々とオープンしている山形県。新幹線を使えば、首都圏からも気軽に行くことができ、美味しいものがたくさんあることが魅力の場所です。そんな場所がグランピングの新興地域として、注目されるのは、当然のことでしょう。
ちょっとお休みが取れた時、山形県でのグランピングでリフレッシュするのも、贅沢な時間の使い方と言えるのではないでしょうか。
