キャンプよりちょっとゴージャスな「グランピング」を楽しむ人が増えてきています。中には、季節によってあちこちいろいろなグランピングスポットを訪ねるかたちで、1年中グランピングを楽しんでいる人もいるようです。
グランピングの醍醐味は、ズバリ夜の時間。焚き火や星空をみたり、お酒を飲んだりするのは、グランピングの中でも、幸せな時間と言えるかもしれません。しかし、グランピング中には、夜寝るときにどのような服装で寝るとよいのでしょうか。
今回の記事では、グランピングで夜寝るときの服装について、考察します。
ナイトウェアを常備しているグランピングスポットも
実は、グランピングスポットの中には、宿泊者用のナイトウェアを常備しているところもあります。例えば、大分県別府市にあるグランヴェルデリゾートや、広島県江田島市にあるサンシャイングランピング江田島では、パジャマが部屋の備品の一つとして準備しているので、宿泊者はパジャマを持っていく必要はありません。
意外とナイトウエアはかさばるので、旅行のときに持って行きたくないという方も多いでしょう。そのような方は、グランピングスポットを予約するときに、パジャマが備品に含まれているかどうか確認して置くことをおすすめします。ちなみに、各グランピングスポットがどのような備品を準備しているのかということは、各施設の公式HP上で確認することができます。
長袖Tシャツと長いズボンの組み合わせがベスト
もし、自分でナイトウエアを持っていくのなら、長袖Tシャツと長ズボンの組み合わせがおすすめです。具体的には、春や秋に家で着るような長袖・長ズボンのパジャマを持っていくとよいでしょう。寝ている間に汗をかく可能性があるので吸水性のよい生地で、リラックスしやすいように少しサイズは大きめのものを持っていくと良いでしょう。
そして、この長袖・長ズボンのパジャマを、グランピングでは春から秋まで着用することを考えておいたほうが良いでしょう。というのも、グランピングスポットは人里離れた山の中や海辺や川辺に位置していることがほとんどです。そのため、春や秋はもちろん、場所によっては真夏でも朝夕は冷え込むことが多くなります。グランピングの宿泊施設には、エアコンやストーブなどの暖房器具が用意されていますが、特にテントタイプの宿泊施設に泊まったときに薄着で寝ていると、寒くて夜中に何度も目が冷めてしまうこともあります。
せっかくのグランピングで、夜中に何度も目が冷めてしまう事態は避けたいもの。グランピングの夜でも、いつもの長袖パジャマで寝るようにしましょう。
浴衣や下着だけ、というのは避けたほうが無難
このようにグランピングのナイトウエアは防寒を重視したほうが良いので、真夏でも浴衣で眠ることは避けたほうが無難です。また、同じような理由で、グランピング中は下着だけで眠ることもやめたほうが良いでしょう。
グランピング中はいろいろな理由で夜に起きて動く必要に迫られる場合もあります。特にテントタイプの宿泊施設では、突然の豪雨などでテント内が水浸しになり、テントを移動する必要にせまられることもあるかもしれません。
そうした、緊急事態に対処するためにも、グランピング中は浴衣や下着で眠ることは避けたほうが良いでしょう。
冬は保温性をより重視して
春から秋にかけてのグランピングでは、夜寝るときに防寒対策を考える必要があります。このことから、冬のグランピングでは、春から秋以上にパジャマの保温性を重視しなくてはならないということがわかります。
山の上あるいは寒さが厳しい地域でグランピングするときには、春・秋用のパジャマの上に、トレーナーあるいはパーカーを着てから眠ったほうがよいでしょう。できれば、大きめサイズの靴下もあったほうが手足の先が冷えずに眠りやすいかもしれません。
また、腹巻きをすると、意外と体がが温かいままで眠ることができます。特に冬には、お風呂や温泉に入ったあと、体を拭いてから腹巻きをすると、体が冷えにくくなりますよ。
基本的に、テントタイプの宿泊施設よりもヴィラやバンガロータイプの宿泊施設ののほうが、内部が温かいといえます。とは言え、ヴィラやバンガロータイプの室内あっても、冬の夜はやはり冷えるもの。しっかりと防寒対策を取った上で、ベットに入ったほうが良いでしょう。
もしも、冬にテントタイプの宿泊施設に泊まるときは、長袖・長ズボンのパジャマの上にスゥエットの上下を着るくらいの防寒対策をしてから、夜寝ることをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、グランピングで夜寝るときの服装について考察しました。グランピングでは、級数制の良い生地でできた長袖Tシャツと長ズボンの組み合わせで眠るのがおすすめです。場合によっては、靴下や腹巻きも利用しながら、快適な夜を過ごしましょう。