自然を楽しむ、中国地方のおすすめのグランピングスポット5選

中国地方は、鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県の5県 で形成される地域です。日本の神様が会議をしたり、有名な神話や物語があったりするこの地方は、豊かな日本の四季を体感できる場所でもあります。

今回の記事では、この中国地方にあるグランピングスポットを5カ所、ご紹介します。

 

星空リゾート HIRUZEN

岡山県の蒜山高原にある星空リゾート HIRUZEN は、一日に5組だけが宿泊できるグランピングスポットです。宿泊施設はドーム型テントとトレーラーキャビンの2種類があります。

ドーム型テントにはエアコンが設置されており、夏でも快適に過ごせます。またコンセントも完備されているため、パソコンを持ち込んでも大丈夫。テントの中にはソファもあるので、外の景色をみながらのんびりとくつろげます。一方、コンテナキャビンはバス・トイレ付き。室内にIHクッキングヒーターや冷蔵庫・電子レンジも備え付けられているので、お天気に恵まれない時などは室内で食事を楽しんでもよいでしょう。

食事は地元の地鶏やラムチョップなどを味わうことができるバーベキューを事前に注文することもできますが、自分たちで好きなものを持ち込んでも大丈夫。近くには道の駅「蒜山高原」もあるので、そちらでおいしい日本酒や地元の食材などを買いこんでいくのも楽しいグランピングになるでしょう。

そしてこちらのグランピングスポットの目玉は、なんといっても美しい星空です。近くには人家がほとんどないので、美しい天の川を眺められます。また、愛犬と一緒に泊まれるキャビンもあるので、犬好きの方におすすめのグランピング施設です。

星空リゾート HIRUZEN  公式HP https://www.hiruzen-glamping.com/

 

瀬戸内 貸切 無人島 KUJIRA-JIMA

こちらのグランピング施設があるのは、瀬戸内海に浮かぶくじら島という場所。このくじら島一つを貸し切りの形で楽しむことかできるのが、こちらのグランピング施設です。

くじら島の最寄り港は、岡山県玉野市にある宇野港。ここから船に乗り30分ほどでくじら島に到着です。

宿泊するのは、海に面したグランピングテント。とはいえ2023年にはドーム型テントに代わる予定です。冬にはテントの中に電気毛布や石油ファンヒーターなどもせっちされるので、寒い思いをすることはありません。

食事はバーベキュー、ハンバーガーやカレーなどを事前に注文できます。また、ちょっと特別なグランピングにしたいときなどは、専属の出張シェフによる懐石料理やフランス料理を楽しめます(事前予約が必要)。

また、こちらの施設ではアクテビティとしてヨットクルーズや釣り船をチャーターすることもできます。もちろん釣り具をレンタルすることもできますので、釣り好きな人のグランピング施設として、とてもおすすめです。

くじら島にはコンビニやスーパーはまったくありません。そのため、こちらのグランピングスポットに行くときには、乗船前に飲料水や飲み物などを忘れずに買って行ったほうがよいでしょう。

瀬戸内 貸切 無人島 KUJIRA-JIMA公式HP https://www.kujira-jima.jp/

 

温泉グランピングWOOODS芸北

広島県の中国山地の麓に位置する、芸北オークガーデンの中にあるグランピングスポットが、こちら温泉グランピングWOOODS芸北。広島市内から車で約1時間で行ける、アクセスの良いスポットです。

その名前のとおり、こちらのグランピング施設の中には天然温泉の施設があり、露天風呂やサウナが併設されています。

こちらのグランピング施設では、冷暖房完備のドーム型テントに宿泊することになります。どちらのドーム型テントも最大で大人が4人まで泊まれるベットがあるので、お子様連れのご家族ものびのびと滞在できるでしょう。

食事は事前予約制で、バーベキュープランか懐石料理を選べます。グランピングで味わう懐石料理も、いつもとは違って気楽な感じで味わえるかもしれませんね。

こちらのグランピング施設のある芸北は、冬には雪が降りスキー場もオープンするほど、冷え込む地域です。寒い時期にグランピングに行かれる方は、服装の防寒対策はもちろん、車の雪対策もしっかりとしたうえで、楽しまれることをおすすめします。

温泉グランピングWOOODS芸北 公式HP https://glampingwooods.com/

 

風の国温泉グランピング

島根県江津市にある風の国温泉グランピングの目玉の一つは、森の中にふわふわと浮かぶ球体のグランピングテントです。球体の中に入ると、2台のベットや冷暖房などが設置された空間が現れます。球体の中はロースタイルで過ごすようになっており、電源や無料Wifiも完備。自分のタブレットやパソコンを持ち込むと、球体テントのなかで映画鑑賞を楽しめます。

もう少し地に足をつけて、落ち着いてグランピングを楽しみたい方におすすめなのが、ツリーハウスでの宿泊です。螺旋階段付きのツリーハウスですので、上り下りに苦労することもなく、スムーズに部屋の中に入れます。部屋の中は2階建てで、ベットやソファ、サイドテーブルそして冷蔵庫までついており、快適に過ごせます。

このほかにも、ドーム型テントやsnow peak のモバイルハウス『住箱-Jyubako-』の宿泊施設があるので、どこに泊まろうかと予約の時に悩んでしまう人もいることでしょう。

施設の中には温泉もあります。グランピングの宿泊者は夜11時まで入浴すできるので、温泉で温まってから、ツリーハウスや球体テントの中でぬくぬくと過ごすという夜の過ごし方もできますよ。

風の国温泉グランピング 公式HP https://www.kazenokuni.jp/

 

FBI DAISEN First Class Backpackers Inn.

鳥取県にあるこちらのグランピングスポットは、中国地方の名山である大山の夏山登山口まで車で20分場所にある施設です。また周囲には温泉施設がいくつもあるので、大山登山を終えてから温泉に入り、そしてグランピングを楽しむということもできます。

宿泊施設はキャビンかテントの2種類。キャビンは定員別に数種類あり、最も大きなキャビンには大人が12人まで泊まれるので、23家族一緒にグランピングしてもよいでしょう。

一方、テントは4張のティピーテントと6張のコットンテントがあります。ティピーテントはロースタイルで、テントの中に石で組んだ囲炉裏があるので、夜にお湯やお酒を沸かしながらテントの中でおしゃべりすることもできます。コットンテントは大人6人までが宿泊できる広々とした作りです。ウッドデッキの上に設置されたテントなので、雨が降ってもテントの中は濡れることがありません。

食事は、生ラムをふんだんに使ったジンギスカンやバーベキューのセットを事前注文したり、施設の中にあるレストランでハンバーガーやカレーなどをテイクアウトしたりすることもできます。また、約2㎏の大山ハーブ鶏を豪快に丸焼きにした「大山ハーブ鶏のBIGビア缶チキンセット」を予約しておくのもおすすめです。

FBI DAISEN First Class Backpackers Inn 公式HP https://fbi-camping.com/

 

まとめ

自然豊かで温泉も多い中国地方。気候が比較的温暖な一方で、山間部では冬にはしっかり雪が降ることもある地域ですので、1年を通して四季を感じるグランピングを楽しめます。温泉とグランピングの両方を満喫したい人におすすめの地域です。