もともと首都圏に住む人の避暑地であった長野県。別荘地として有名な軽井沢をはじめ、小淵沢など夏の避暑はもちろん、スキーを楽しむ人にとっても、長野はよく知られた場所でもあります。そんなところに、グランピングスポットが増えるのは、当然のことだと言えるでしょう。
今回の記事では、長根県のおすすめのグランピングスポットを5か所、ご紹介します。
KARUIZAWA CAMP GOLD|軽井沢キャンプゴールド
軽井沢にあるキャンプ場のひとつであるKARUIZAWA CAMP GOLD。 このキャンプ場の中に、グランピングスポットがあります。宿泊するのは、敷地内に5棟あるロータスベルテント。定員が3人までとこじんまりしたテントで、リラックスして過ごすことができます。
ロータスベルテントの中はロースタイルで過ごすことができるようにラグが敷かれ、その上にベットが設置されています。テントの中で、ベットに入って眠れるというのは、意外とリラックスできるもの。もちろん寝袋を準備しなくて良いのも、嬉しいところです。
また、こちらのグランピングスポットには、AC電源が使える場所になっているので、ホットプレートや電気などを持っていくと、手軽に料理ができます。
施設の中には、2022年の夏からバレルサウナと冷水浴用の小さなプールも設置されるようになり、本格的なサウナを気軽に体験できるようになりました。なお、サウナを楽しみたい方は水着を持っていくことをお忘れなく。
こちらの施設はグランピングスポットだけでなく、オートキャンプ場や通常のキャンプサイトも併設されているので、グランピングしたい人とオートキャンプしたい人が同じキャンプ場で泊まることができます。
こちらのグランピングスポットは、比較的お手軽な金額で泊まることができるのも嬉しい点です。駅からも近いので、軽井沢に旅行にいって、宿泊先を探している人は、ぜひ選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
KARUIZAWA CAMP GOLD / 公式HP:https://www.karuizawa.camp/
Stella Snow Campia
南信州の里山にあるこちらのStella Snow Campia。グランピングする人は、ベルテントかキャビンに宿泊することができます。テントはMOSS TENTS オプティマム200というもの。丈夫なテントで、雨や雪が降っても内部が濡れることはありません。テントは3棟設置されており、冬になるとテントの中にバイオエタノールストーブが置かれるため、夜に寒さに震えるということもありません。
キャビンは敷地内に6棟設置されており、すべてトレーラーハウスタイプ。バス・トイレ付きで、エアコンも設置されており、冬には薪ストーブが設置されるお部屋もあります。「タイニーハウス」と呼ばれるほど、こじんまりしたお部屋で、定員は3人から4人。すべて洋室でベットでぬむることになります。
施設の中には、夜空をゆっくり眺めるためのアウトドア・シアターもあり、お酒や暖かな飲み物を楽しみながら、天体観測ができるようになっています。
大切な人と2人きりで過ごしたいときにおすすめの、こじんまりしたお部屋があるグランピングスポットです。
Stella Snow Campia / 公式HP:https://stella-snowcampia.site/
TENAR THE OUTDOOR HOTEL
リゾートホテルの一角にあるミニマリストのためのグランピングスポットが、こちらのTENAR THE OUTDOOR HOTELです。宿泊するのは「モバイルハウス」と呼ばれる、建築家の藤野高志氏が設計した、シンプルな三角形の客室。客室の外観はシンプルですが、内装もやはりシンプルの極み。ベットが2人分と小さなテーブルがあるという作りです。ちなみに、内部にはプロジェクターも設置されているため、映画好きの方は一晩中、映画を楽しむことともできます。また、三角形の窓の向こうには、火起こしのためのスペースが誂えられており、焚き火はそのスペースで楽しむことになります。
こちらのTENAR THE OUTDOOR HOTELは、モバイルハウスをリゾートホテルの一角に設置するタイプの客室であるため、時期によってこの三角形の客室に泊まることができる場所が異なります。2023年5月末現在の時点で、長野県の「安曇野穂高ビューホテル」と「八ヶ岳LACオフグリットフィールド」の2ヶ所で宿泊できます。
ミニマリストの生活に憧れのある方は、こちらの施設でミニマリストの生活を一度体験してみてはいかがでしょうか。
TENAR THE OUTDOOR HOTEL / 公式HP:https://tenar.jp/
みどり湖温泉GLAMPINGBASE enCamp
10棟のドーム型テントと3棟のシェルテントが並ぶ、広大なグランピングスポットがこちらのみどり湖温泉GLAMPINGBASE enCampです。もちろん、テントはすべて冷暖房が完備されており、ウッドデッキ付き。シェルテントは白とピンクを基調としたインテリアとなっており、6人まで宿泊可能。女子会の会場におすすめです。ドーム型テントは一番大きなもので6人まで宿泊できます。特にドーム型テントは各テントでインテリアが異なるので、予約するときには自分のお気に入りのテントを選ぶようにしたほうが良いでしょう。
食事は地元信州産のお肉や新鮮なお野菜をたっぷり食べることができる、バーベキュースタイル。事前予約が必要となります。飲み物は、宿泊者が自分たちで持ち込むことが必要になりますので、地酒や地ビール、美味しい信州産のリンゴジュースなどを、購入してから、こちらの施設に行くようにしましょう。
アクテビティもピザ作り体験や焼きリンゴ体験といったものから、森の中でのスラッグラインやアスレチックなど、非常にバラエティ豊かなものとなっています。森では、春には山菜採り、秋にはきのこ狩りもできますので、季節が変わるごとに行ってみたいグランピングスポットです。
みどり湖温泉GLAMPINGBASE enCamp / 公式HP:https://encamp-glamping.com/
ツリードーム南信州まつかわ
グランピングのベテランの中には、日本各地のグランピングスポットに行って、ちょっと変わった宿泊施設に泊まることが好き、という人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが、こちらのツリードーム南信州まつかわです。
こちらの目玉は、その名前の通り「ツリードーム」と呼ばれる空中に浮かぶテントです。地上から5メートルも上にあるツリードームは、UFOにそっくりの形をしています。はしごを登ってツリードームの中に入ると、中にはベットとイス・テーブルが備え付けられており、普通のお部屋として使うことができます。もちろん、景色の良さは言うまでもなく、森の中の鳥たちと同じ目線でグランピングを楽しむことができます。
食事はツリードームの下にある焚き火台の隣ウッドデッキ付きのバーベキューコーナーがあるので、そちらで森の夜を楽しみながら、お腹をいっぱいにしましょう。
意外と夜の森はにぎやかなもの。天体観測をしたり、ツリードームから夜の動物観察会をしているうちに、すぐに朝になるでしょう。朝にすぐ近くにやって来る鳥たちを眺めることができるのも、このツリードームの楽しい点かもしれません。
ちょっと変わった場所で一晩を過ごしてみたい人に、おすすめです。
ツリードーム南信州まつかわ / 公式HP:https://dansuki.jp/stay/td/
長野県は首都圏から行きやすいグランピングスポットの一つ
今回の記事では、長野県にあるおすすめのグランピングスポットを5か所、ご紹介しました。
車でも、新幹線でもアクセスの良い長野県は、首都圏から気軽に行けるグランピングスポットの一つです。
次のお休みには、長野県でのグランピングを計画に加えてみてはいかがでしょうか。