【寒くても大丈夫!】暖寒さを心配せずにキャンプを楽しむ方法7選

せっかくのキャンプが楽しめなくなる理由の一つが、寒さです。寒いと野外で遊ぶ気力がなくなりますし、ひたすら焚き火の前で暖を取るだけのキャンプになってしまいます。また、体が冷えてしまうと風邪をひいたり、血行不良で肩こりやむくみがひどくなったりという、悪影響が体に出ることも珍しくありません。また、最悪の場合、寒さでキャンプ中に命を落とす可能性もあります。

今回の記事では、寒さに負けずにキャンプを楽しむ方法を検証します。

 

キャンプでの防寒対策7選+1

ここでは気軽に取り入れる事ができるキャンプを楽しむための防寒対策を、いくつかご紹介します。

春先や秋口でも、寝袋は冬用のものを使う

人間が動いていない時に、体温は低下します。具体的には夜に寝ている時、体温が下がります。また、一見あたたかそうな春先や秋口でも、早朝は深夜は一気に気温が下がります。特にキャンプ場は山の中や海辺にあることが多いので、朝方や夜には一層気温が下がることになります。つまり、キャンプ中には、寝ている間に寒さを感じることが、しばしば起こってしまうのです。

こうした夜の悲劇を防ぐために、春や秋口のキャンプには冬用の寝袋を持っていくことをおすすめします。これだけで夜に寒くて目覚めてしまう回数が、一気に減ることでしょう。

 

アウトドア用のベットを使う

特に木陰などにテントを設営すると、意外と地面は冷えていることに気が付きます。そんな場所に、薄いマットだけ敷いた上に寝袋で寝ていると、特に夜には体温を地面に奪われ、体が冷え込んでしまうこともあります。

こうしたことを防ぐため、コットと呼ばれるアウトドア用のベットを持っていく1のも、キャンプでの防寒対策となります。コットはキャンプの荷物の中では比較的大きいものになります。しかし、コットがあれば夜でも暖かく眠ることができるので、特に冬キャンプには欠かせない一品です。

 

重ね着は3枚くらい

冬にキャンプをする場合は、3枚の重ね着を基本としたほうが、体を暖かく保つことができます1。つまり、基本は下着+Tシャツ+パーカーといった組み合わせで、寒くなるとTシャツが長袖になったり、パーカーが分厚いダウンジャケットになります。

眠る時には、一番上のダウンジャケットなどを脱いだ上で、寝袋で眠ったほうがゆっくり眠ることができます。また、キャンプ中には、厚めの靴下を履いて眠ることもおすすめです。足先が冷えてしまうと、夜は眠れなくもの。また、足先が冷えてしもやけになってしまうと、痒みもひどくなり、落ち着いて眠れなくなります。夜には体はもちろん、足先もしっかり保温して眠りましょう。

 

食事は熱々の汁物と甘いデザート

体を内側から温めようとしたら、暖かな食事を摂ることが必要になります。しかし、寒い中でキャンプでは、料理をするのも面倒くさくなってしまいますね。

寒いときには、手軽にできる熱々の汁物を食べたほうがよいでしょう。例えば、豚汁・三平汁(鮭のお味噌汁)・カレー汁などがおすすめです。こうした汁物の中に、生姜や唐辛子などを加えると体が温まりやすくなります。

また、寒さに耐えるには、カロリーも必要です。デザートも暖かくて、砂糖や蜂蜜をたくさん使ったものを食べたほうがよいでしょう。ミルクティーにたくさんはちみつを入れるだけでも、カロリーが取りやすくなります。

 

帽子は大事

寒い時期にキャンプをするなら、帽子をかぶることがおすすめです。頭には毛細血管がたくさんあるため、寒い時期には頭から体温が奪われ、体温全体が下がります。そのため、寒い時期には帽子が必須です。

特に寒いときには、眠る時でも帽子を被っておいたほうが良いでしょう。また、眠るときに顔が冷たくなるのが気になる人は、マスクなどで口元を覆って眠るだけで、よく眠れるようになります。また、いわゆるデストロイヤー帽を被って口や鼻だけ出して眠ってもよいでしょう。

 

温泉施設があったら入浴しておく

今はキャンプ場の中に、シャワーだけでなく、温泉施設も併設しているところも数多くあります。そんな温泉施設や大浴場があったら、遠慮なくお風呂に入ってしまいましょう。体がはやく暖かくなりますし、一度体が暖かくなってしまえば、しばらくその状態は続きますので、体中の血行が良くなります。

ただ、気温が低い時にお風呂に入るなら、かけ湯をしっかりしてから湯船に浸かるようにしましょう。浴室の内と外で気温差が大きいときは、心臓にかかる負担もおおきくなります。いきなり湯船に入ると、心臓が止まってしまう場合もあるので、寒いときにはお風呂の入り方にも少々注意が必要です。

 

体は濡らさないように

寒い中でのキャンプには、お風呂を楽しむことがおすすめです。でも、お風呂から出たときには、しっかり体や髪の水分を拭き取るようにしましょう。気化熱で体温が奪われることで、体が冷えてしまいます。

風呂上がりに風邪をひくという、典型的なパターンになるので、特に寒い時期のキャンプでは、体を濡らさないようにしましょう。

 

おまけ お酒は控えめに

最後に、寒い時期のキャンプで飲むお酒の量は控えめにしたほうが良いでしょう。確かに、寒い中で飲む温かいお酒は美味しいものですが、飲みすぎると一気に体温が下がります。その結果、最悪の場合、そのまま凍死する可能性もあります。

寒い時期にキャンプで飲むお酒は控えめにしたほうがよいでしょう。

 

まとめ

防寒対策は、よいキャンプの基本です。寒さに震えながらのキャンプは辛いし、悲しい思い出になってしまうものです。

その一方で、寒い時期のキャンプには、暑い時期のキャンプでは見られない美しい星空や澄んだ景色を見ることができるので、意外と楽しみも多いものです。

防寒対策をしっかりして、寒い時期のキャンプも思い切り楽しみましょう。