キャンプが好きな人は、少しでも自由な時間があると、キャンプに行きたくなるのではないでしょうか。会社が終わったらすぐにキャンプに行きたくなる人も、本当は多いのかもしれません。
とはいえ、会社からキャンプに行くときには、ちょっと特別な準備が必要なもの。休日の朝からキャンプに行くときのような感じで準備することはできません。
今回の記事では、会社が終わった夜からキャンプに行くときの注意点と、夜から行くのにおすすめのキャンプ上を5ヶ所ご紹介します。
夜、仕事終わりにキャンプに行くときの注意
キャンプ準備は前日のうちに
翌日の仕事終わりにキャンプに行くなら、キャンプ道具の準備はその前日に終わらせる必要があります。テントや寝袋、焚き火台、食料などをひとまとめにして、大きめの袋などに入れておきましょう。
車で通勤している人は、仕事中には、このキャンプ用具一式が入った袋を、車のトランクに入れておけば良いでしょう。一方、電車通勤の人はキャンプ用具を最寄り駅などのコインロッカーに預けておくなどしておいたほうがよいかもしれません。
無料のキャンプ場を探す
多くのキャンプ場では、キャンプサイトに入ることができる時間が決められています。そのため、仕事が終わったあと夜にキャンプ場に行っても、中に入ることはできません。
でも、無料のキャンプ場なら、テントを張るスペースさえあれば、いつでもキャンプができるところがほとんどです。そのため、どうしても夜にキャンプ場につくときには、無料のキャンプ場に行くことがおすすめです。
とはいえ、無料のキャンプ場は、敷地内に売店や自動販売機がないところがほとんどなので、食材の買い物は前もって自分で済ましておきましょう。また、無料のキャンプ場は お風呂やシャワーの施設がない所も多いので、キャンプ場に行く前に銭湯や健康ランドなどで一風呂浴びてから、キャンプに行くほうが良いでしょう。
簡単に設置できるテントを活用
仕事終わりにキャンプ場に行くと、夜にキャンプ場でテントを張ることになります。キャンプによほどなれた人でない限り、夜の闇の中でテントを張るのはかなり難しいもの。また、夜にテントを張るためのペグを打つと、その音が他のキャンパーの睡眠を妨げることにもなりかねません。
そのため、夜にキャンプに行くときは簡単に設置できるテントをもっていくことがおすすめです。テントの中には袋から出すだけで設置できるポップアップテントや、紐を引くだけで出来上がるワンタッチテントがあるので、そうしたテントを利用すると、もっと夜キャンプを楽しむことができるでしょう。
料理はテイクアウトかレトルトを
キャンプの楽しみは、やはり料理ですね。でも、夜にキャンプ場に行って、テントを張ったあとに本格的なキャンプ料理をするのは、ちょっと億劫になってしまうひとも多いのではないでしょうか。
そのため、夜キャンプに行くときの料理は、どこかでテイクアウトのものを買ってくるか、簡単に調理できるレトルトのもので済ませたほうが良いでしょう。
夜から行けるキャンプ場おすすめ4選
ここでは、会社終わりの夜でも行けるキャンプ場を4ヶ所、ご紹介いたします。
和田長浜海岸
神奈川県三浦半島にある和田長浜海岸は、無料駐車場もある無料のキャンプ場です。東京都内から車で約1時間で行けることもあり、首都圏のキャンパーには非常に馴染み深いキャンプ場です。
無料駐車場の近くにはトイレも設置されていることは、キャンプする人にはとても嬉しいですね。また、近くにスーパーやドラックストア・道の駅などもあるので、キャンプ地に行く直前に買い出しをすることもできます。
こちらのキャンプ場は海岸にあるため、下は砂地です。そのため、テントを張るときにペグを打つのは難しいかもしれません。そのため、ポップアップテントかワンタッチテントを持っていったほうが良いでしょう。
ちなみにこちらの和田長浜海岸は、夏には海水浴場になり、海の家なども建つため、キャンプすることができなくなります。また、春から秋の間には駐車場が有料になるので、注意が必要です。
和田長浜海岸 三浦半島ビーチマップ https://www.m-beach.com/beach/wada-nahama-kaigan/
自然の森野営場
群馬県みなかみ町にあるこちらの施設は、キャンプ場ではなく「野営場」です。言葉が変わると一気にアウトドア感が増した感じがしますが、ブナ林の中にあるこちらの野営場は、電気もガスもなく、携帯電話の電波もほとんど入らないという、本物のアウトドアを体験できる施設です。
近くにスーパーマーケットやコンビニなどは全くありません。また、川が近くにあり、夏には非常に涼しいのですが、雨が降ると一気に増水する危険性もあります。
加えてこちらの野営場は熊の生息地にも近いため、熊よけ鈴や熊撃退スプレーなどを持参して行ったほうが良いでしょう。また、自分が出したゴミは自分で持ち帰ることになるので、大きめのゴミ袋を持って行くことも忘れずに。
冬の間は訪れることができない野営地ですが、仕事終わりに一人でのんびりしたいベテランキャンパーにおすすめの場所です。
自然の森野営場 住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原 問い合わせ:0278-62-2111(みなかみ町観光商工課)
花博記念公園鶴見緑地キャンプ場
大阪市内からなら、電車やバスで行くこともできる花博記念公園鶴見緑地キャンプ場。ナイトキャンプが17: 30 ~翌日9:30 までの時間帯となっているため、夜でもこちらのキャンプ場に行くことができます。車で行く人は、キャンプ場から一番近い西駐車場に車を停めるのがベストです。
バーベキューをする道具や設備もあるので、食材だけ持ち込んでビールを飲みながらバーベキューを楽し無事もできます。
専用WEBあるいは当日受付専門ダイヤル(070-5268-4088 )で、キャンプの予約を取ることが必要になりますが、大阪市内から近いところでとにかくキャンプをしたいという人におすすめのキャンプ場です。
花博記念公園鶴見緑地キャンプ場 公式HP https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/facility/bbq-camp.html
まとめ
今回は仕事が終わってからでも行くことができるキャンプ場を4ヶ所、ご紹介しました。週休2日とは言っても、連続でお休みが取れない人も意外と多いもの。でも、休日の前の日の仕事終わりからキャンプに行けば、休日をまるまる1日フルに楽しむことができます。
会社から直行で行くキャンプ、おすすめです。