自分が予約したホテルに別の人が泊まることはできる?その方法は? 

ホテルを予約する時、予約する人が自分で泊まるホテルを予約するなら、何の問題もないでしょう。しかし、時と場合によっては、誰か別の人のために、自分がホテルを予約することになるかもしれません。

そんな時、どのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。また、予約者と宿泊者が別人であっても、ホテル側は予約を受け付けてくれるのでしょうか。

今回の記事では、そうした疑問にお答えします。

 

事前にホテルへ連絡しておけば、予約者と宿泊者が別人でも大丈夫

基本的には、ホテル側へ前もって連絡さえしておけば、予約者と宿泊者が別人でもまったく問題はありません。

実は、予約者と宿泊者が別の人、ということは頻繁にあります。特にビジネス関係での出張の場合に、会社がホテルを宿泊する社員の名前で予約するのは珍しいことではありません。そのため、ホテル側も予約者と宿泊者が別人であっても、問題なく予約を受け付けます。

とはいえ、予約者はホテル側に宿泊者の情報をきちんと伝えておく必要があります。少なくても宿泊する人の名前は伝える必要があるでしょうし、場合によっては生年月日などの情報も伝えておいた方が良いかもしれません。

また、宿泊者もホテルでのチェックイン時に「△△(予約者の名前)経由でご予約した、○○(自分の名前)です。」という形で話した方が、スムーズにチェックインできるでしょう。

 

宿泊予約サイトで対応可能な場合も

また、ほとんどの宿泊予約サイトでも、予約者と宿泊者が別人の場合に対応できるようになっています。

例えばbooking.comでは、ホテルの予約時に「予約者である自分が宿泊する」か「宿泊者は別の人である」のどちらかを選択するようになっており、「宿泊者は別の人」を選択すると、実際に宿泊する人の情報(名前など)を入力することになります。

他の宿泊予約サイトも同じようなシステムになっているので、ネットで予約する人と実際に宿泊する人が別人であっても、何の問題もありません。

しかし、ネットでの予約の場合は、実際の宿泊者の情報を詳しく入力する必要があることが多いので注意が必要です。具体的には実際に宿泊する人の名前や生年月日、パスポート番号(海外のホテルの場合)などを入力する必要があります。

 

予約の変更・キャンセルの場合は、予約者が早めにホテル側に連絡を

ホテルを予約した後に、様々な理由でその予約を変更せざるをえない状況に陥ることは、頻繁に起こります。基本的にホテルへの宿泊者の変更やキャンセルの連絡をする場合は、予約者が連絡した方が、ホテル側とのコミュニケーションがスムーズに進みます。

例えば、自分が自分のために予約したホテルに行けなくなり、急遽別の人を自分の代わりに宿泊させたい、ということが起こる可能性もあります。そうした時には、予約した人がホテル側に連絡し、ホテルの予約は維持したままで、宿泊者の名前だけを変更したいことを伝えれば問題ありません。その時ホテル側は、代わりに宿泊する人の名前などを質問するので、その質問に答えれば大丈夫です。

また、例えば自分Aが宿泊者Bさんのためにホテルを予約したが、突然Bさんがホテルに宿泊できなくなったので、別の人Cさんを宿泊させたい、ということも起こりえます。その時には、予約した自分Aがホテルに連絡し、宿泊者をBさんからCさんに変更したい旨を伝えるようにしましょう。

そして、ホテルの予約自体をキャンセルするときにも、宿泊者ではなく、予約した人がホテル側に連絡をすることがおすすめです。

予約にかかわる連絡の場合、ホテル側は予約者の名前と連絡先も記録します。そのため宿泊の予約をするときには、宿泊者の情報と同じように、予約した人の情報(名前や連絡先など)も伝えることを忘れないようにしましょう。

 

まとめ

今回の記事では、ホテルの予約者と宿泊者が別人であっても基本的には問題ないことをご紹介しました。とはいえ、予約の変更やキャンセルの時には、宿泊者ではなく、予約をした人がホテル側と連絡を取った方が手続きがスムーズに進むことが多いことも、知っていた方がよいでしょう。