夏のキャンプで楽しめるアクティビティ【10選】

長い休みを取ることができる夏は、キャンプに最適な季節です。とはいえ、どうせキャンプに行くのなら、日頃できないことで思い切り遊んでみたいもの。それは子供はもちろん、大人だってきっと同じことでしょう。そんなとき頼りになるのは、キャンプ場が提供している様々なアクティビティ。専門のスタッフがついていることもあるので、安全に楽しむことができます。

今回の記事では、夏のキャンプで楽しむことができるアクテビティを10個ご紹介します。もちろん、キャンプ場によって楽しむことができるアクティビティは異なりますので、詳しいことは行きたいキャンプ場に直接問い合わせることをおすすめします。

 

川遊び

川のそばにあるキャンプ場は意外と多いもの。涼し気な川のせせらぎは、真夏に聞いているだけでも、涼しさを感じさせますね。まずは、何をおいても、真夏のキャンプは川遊びからスタートしたいところではないでしょうか。

川遊びの必需品はスポーツサンダルかウォーターシューズです。裸足で川遊びをしたいところではあるのですが、川底には意外と鋭く尖った石が多く、場合によってはガラス瓶の破片が落ちていることもあります。そのため、濡れてもよい靴を履いて、川遊びをしたほうが良いでしょう。

また、実際にキャンプで川遊びをするときには、キャンプ場の周囲の天候に注意をしておく必要があります。川の上流で雨が降ると、一気に川の水量が増し、危険です。キャンプ場の係の人や地元の人が川遊びを止めるように言ったら、すぐに川から上がるようにしましょう。

ラフティング

ラフティングとは、ゴムボートによる川下りです。日本各地で川のあるところなら、ラフティングのアクティビティをしているところが多いです。そのため、川の近くにのキャンプ場に行く人は、近くにラフティングを体験できる場所があるか、探してみることをおすすめします。

ラフティングをするときに必要な道具は、ほとんど現場でレンタルできることが多いので、基本的に持っていく道具などはありません。とはいえ、濡れることは確実なので、濡れてもよい靴や服装で行く方が良いでしょう。

また、ラフティングの最中に写真や動画を取りたい方は、必要な機材に防水対策しておくことを忘れずに。また、機材が水中に落ちないような対策もしておきましょう。

 

キャニオニング

キャニオニングとは、ズバリ「沢下り」。川や渓谷の水の中を、自分の足で下るという、沢下りとトレッキングを組み合わせたようなアクティビティです。

キャニオニングを楽しむには、スエットスーツ・ヘルメット・ウォーターシューズ・防水の手袋というのが、基本装備になります。スエットスーツの下は水着を着ることになるので、自分の水着は必ず持っていきましょう。また、自前のスエットスーツがある人は、持参することをおすすめします。

キャニオニングでは川の中を歩いたり滑ったりすることになるので、専門のインストラクターやガイドの方と一緒に楽しむようにしましょう。その川をよく知らない人同士、特に子供だけでこのアクテビティをするのは避けたほうが良いでしょう。

 

サーフィン・ウエイクボード

海に近いキャンプ場なら、波乗りを楽しんでみるのも良いでしょう。ぜひサーフィンやウエイクボードにチャレンジしてみましょう。キャンプ場によってはサーフィンやウエイクボードの教室を開いているところもあります。

サーフィンは長い板を使うと、波に乗りやすくなります。板の上に両足で立つことはかなり難しく、練習が必要になりますが、腹ばいになったままでも波にのる感覚を楽しむことはできます。

ウエイクボードはサーフィンよりも波に乗る感覚を手軽に味わうことができます。ボードの扱いに慣れると波の中で回転することも簡単にできるようになります。

 

SUP

SUPとは、スタンド・アップ・パドルの略で、サーフボードの上に立ちながらパドルでスイスイと進むアクティビティです。サーフィンボードよりも大きくて厚みのある板を使うので、初心者でも短時間でボードの上に立つことができます。

SUPは海はもちろん湖や川でも楽しむことができるので、水辺にあるキャンプ場ではアクティビティの一つとして頻繁に取り入れられています。

SUPを楽しむときは、水着や短パン半袖などの水に濡れても良い服装で行くほうが良いでしょう。ボードの上から写真や動画撮影をしたい人は、カメラに防水対策をするのを忘れずに。

また、泳ぎの苦手な人は、ライフジャケット着用の上で、SUPを体験したほうがより楽しめるかもしれません。

 

シュノーケリング

海の中を楽しみたいという人は、シュノーケリングがおすすめです。スキューバダイビングのようなライセンスや大きな道具も必要なく、気軽に楽しむことができます。

特に必要な道具もなく、水着とシュノーケルのついた水中マスクがあればすぐにシュノーケリングを楽しむ事ができます。とはいえ、フィン(足びれ)があると泳ぎがスムーズになるので、おすすめです。なお、水中マスクには度付きのものもあるので、日頃メガネやコンタクトレンズを使っている人は、マスクの洗濯に注意しましょう。

シュノーケリングも最初のうちは専門のガイドの方と一緒に楽しんだほうが良いでしょう。

 

ホバーボード

水面にすごい勢いで水を噴射しながら空中を飛び回るアトラクションを、ご覧になったことのある人はいるでしょうか。これがホバーボードです。

日本でこのホバーボードを体験できる場所は、まだ多くはありません。とはいえ、もしも運良くキャンプ場の近くて体験できるのなら、ぜひやってみたいと思う人は多いのではないでしょうか。

ホバーボードの体験には、水着を持っていったほうが良いでしょう。空を飛ぶ体験をしてみたい人におすすめのアトラクションです。

 

ビーチコーミング

海岸に流れ着く、きれいなものを探すアクティビティがビーチコーミングです。貝殻やシーグラスと呼ばれる波や砂に洗われた美しいガラスの破片などが見つかります。見つけたガラスをアクセサリーにしている人もいますし、何もせずに透明な瓶に入れて飾っておくだけも可愛いもの。可愛いピンクの桜貝の貝殻もみつかるかもしれません。

スポーツ系の派手なアクティビティではありませんが、海岸で宝物探しをする気分で、どんな人でも楽しむことができるのが、このビーチコーミングのよいところ。お散歩がてら、楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

バードウォッチング

夏のキャンプアクティビティは、気温の高い昼間よりも、朝か夜に楽しみたいもの。山や高原でキャンプをしているなら、朝早くにバードウォッチングをしてみるのはいかがでしょうか。鳥は餌になる生き物や植物を探しに行くため、朝に行動が活発になります。そのため、元気な鳥たちの動きを見るのなら、朝早く観察するのがベストなのです。

バードウオッチングにいくなら、ぜひ双眼鏡は持っていきたいところ。カメラで写真を取るのなら、スマートフォンのカメラよりも、望遠レンズ付きの一眼レフを持っていったほうが良いでしょう。

バードウオッチングに夢中になりすぎて遭難した、なんて悲劇に合わないように、鳥とその土地の専門のガイドの方と共に、楽しむのがおすすめです。

 

天体観測

夏の夜にキャンプで楽しみたいのが、天体観測です。キャンプ場の多くは街から離れたところにあるので、夜空を見上げれると、すぐに満点の星を見ることができます。

キャンプの荷物のスペースが有れば、天体望遠鏡を持っていきたいところです。また、星座早見盤があれば、お目当ての星座を見つけやすくなりますね。

望遠鏡がなくても、夏の大三角形(白鳥座のデネブ・わし座のアンタレス・こと座のピカ)は肉眼でもはっきり見えるくらい明るい星なので、まずはこの3つの星を探すことから始めてみましょう。

まとめ

今回の記事では、夏のキャンプで楽しめるアクテビティを10個ご紹介しました。夏の一日を彩る、素敵なキャンプが楽しめるとよいですね。