夏キャンプには忘れずに、必要な持ち物10選

夏休みにはキャンプを楽しむという人も多いのではないでしょうか。また、日頃はキャンプなどしなくても、長い休みがあると、キャンプをしたいと思う人もきっといることでしょう。とはいえ、日頃キャンプをしない方は「キャンプのときには、一体何を持っていけばよいのだろう。」と、悩んでしまうかもしれません。

そんな方のために、今回の記事では、夏キャンプの必需品を101個ご紹介します。

 

テント(できればタープ付き)

キャンプの必需品、と聞くと最初にテントを思い浮かべる人も多いでしょう。また、アウトドアが好きな人は、自分のこだわりテントを持っている人も少なくないですよね。

夏のキャンプで使うテントは、タープ付きのものを持っていったほうが良いでしょう。テントを設置したら、その上にタープをつける事により、テントが日陰になるので、テント内部の気温が上がりにくくなります。また、急に雨が降ってきたときには、ターフがあると直接テントが雨に濡れずにすむという利点もあります。

タープがないときには、普通のブルーシートをターフ代わりに使うこともできます。また、雨がふらないことが確かなら、大きめのタオルや古いシーツなどをターフ代わりに使っても良いでしょう。

寝袋

夏のキャンプでも、寝袋は持っていきましょう。キャンプ場は山の上や高原にあること多いので、真夏でも朝や夜は冷え込むことがあります。そのようなとき、毛布1枚で寝ていると風邪を引くことにもなりかねません。夏用の寝袋もありますし、ちょっと暑いときには、中に着るものをTシャツ1枚にするなどして対応しましょう。

また、本当に暑くて寝袋が必要ないときには、丸めた寝袋を枕や足枕代わりに使うこともできます。また、地面に直接横になるのではなく、寝袋の上に横になったほうが、虫などに悩まされることもなく、ゆっくり眠ることができます。

帽子

キャンプの必需品の一つが帽子です。キャンプにはできるだけつばの広い帽子をかぶっていくようにしましょう。特に夏は、できるだけ明るい色の帽子をかぶったほうが頭が熱くなりにくく、快適に過ごすことができます。

意外と快適なのが、昔ながらの麦わら帽子です。夏だけのワンシーズンものと考えて、あまり価格の高くないものを一つ買っておいてもよいかもしれません。ただ、麦わら帽子は燃えやすいので、キャンプで火を使うときには、麦わら帽子をかぶらないほうが良いでしょう。ちなみに、逆に考えると、麦わら帽子をキャンプファイアーのときの焚付として使うこともできます。

日焼け止め

日焼け止めは、夏だけでなく、1年を通して、キャンプの必需品です。キャンプ場は標高の高い場所あることも多いので、春はもちろん秋も冬も、日焼け止めを塗ることを忘れないようにしましょう。

キャンプをするときには虫除けために、長袖・長ズボンを着用する人も多いと思いでしょう。でも夏は日焼け止めを塗ってから長袖・長ズボンを来たほうがより強力に紫外線をカットできるのでおすすめです。

また、夏のキャンプでは、ビーチサンダルやスポーツサンダルを履いている人が多いかもしれません。足の甲にも日焼け止めを塗ることを忘れないようにしましょう。

医薬品

あまり活用する機会がない方が嬉しいものの一つが、キャンプ時の医薬品ではないでしょうか。とはいえ、なにか起こったときのために、簡単な医薬品セットはキャンプで用意しておきたいものです。

代表的なものとして、胃薬・鎮痛剤・解熱剤・虫刺されの薬・虫除けスプレー・絆創膏・包帯(1本くらい)・冷えピタシートの8種類くらいを準備しておけば良いでしょう。

また、医薬品ではないのですが、ドラックストアなどで販売されているアロエのジェルは火傷や虫刺され、簡単な擦り傷によく効くので、一つ持っていくことをおすすめします。もしも、キャンプ場に天然のアロエが生息していたら、そのアロエの葉を切って中の透明な部分を、体に塗る事もできます。

タオルあるいは日本手ぬぐい

タオルは最低でも11枚ずつは必要です。できれば、バスタオルとスポーツタオル1枚づつ持っていったほうが良いでしょう。

バスタオルは濡れていないときには、夜に掛け布団として使うこともできますし、河原や海辺などでレジャーシート代わりに使うこともできます。濡れたバスタオルはテントの上に広げると、乾きも早くタープの代わりにもなりますね。

とはいえ、タオル類はかさばるので、キャンプに持っていくのはめんどくさいなぁ、と思う方もいるかもしれません。そんなときには、日本手ぬぐいを数本持っていきましょう。日本手ぬぐいは吸収性も抜群によく、かさばることもありません。何よりも夏の日中なら、手ぬぐいは干して2時間ほどで完璧に乾いてしまいます。キャンプでは、日本手ぬぐいが活躍すること間違いなしです。

電源機器

最近はほとんどのキャンプ場で電源付きのキャンプサイトが使えるようになりました。しかし、場所によってはまだ電源が確保されていないキャンプ場がありますし、夏は特に電気機器を使ったほうがキャンプが快適になります。

もしもキャンプ場に車で行く場合には、小さくても良いので何らかの電源機器を持っていったほうがよいでしょう。優先順位としては、「キャンプでは、テントの次に電源機器が必要」くらいのつもりで、持っていかれることをおすすめします。

扇風機

夏のキャンプであると嬉しいものの一つが、扇風機です。多少気温が高いときでも、風の動きがあるだけでずいぶん過ごしやすくなりますし、テントの中が熱くなってしまっても、扇風機で一気に気温を下げることができます。

また、キャンプ場が暑いと持ってきたスマートフォンやタブレット、そしてパソコンなどが熱暴走を起こしてしまうことがあります。そんなとき、こうした通信機器に扇風機で風を当てると、機械が早く復旧しやすくなります。キャンプ場でもスマートフォンやタブレットを手放せない人は、扇風機を持参することを考えたほうが良いでしょう。

家庭用の小さなものでも扇風機が1台あると夏のキャンプが一気に快適になるので、ぜひ持っていかれることをおすすめします。

ホットプレート

キャンプの目玉は料理の時間です。でも、キャンプに慣れていない人が炭火や焚き火を起こすのはちょっと大変です。その上、気温の高い夏に長時間、炭火や焚き火の前で調理をするのは、相当辛いことではないでしょうか。

もしも、電源が確保できるのであれば、夏のキャンプではホットプレートを使うことをおすすめします。ホットプレートのほうが焚き火よりも温度が低いので、夏は調理がしやすくなります。炒める・煮る・茹でるといった料理も、ホットプレートで調理できますよ。

ランタンあるいは懐中電灯

キャンプの夜に必要なものは、ランタンと懐中電灯です。特に、キャンプ中、夜にお手洗いなどに行くときに必ず必要になります。できたら1人1個ずつ準備しておきたいものです。

番外編 タバコ

夏のキャンプの必需品の番外編として、タバコを1~2箱持っていくことをおすすめします。たとえ吸うことはなくても、キャンプ中のタバコは使い道が色々あるのです。

まず、タバコを3本ほど、飲み終わったペットボトルに水と一緒に入れておきます。2時間ほどでペットボトルの中の水が茶色なったら、この水をテントの周りの地面にふりかけます。すると、蛇やムカデなどの害虫が、テントの周りに来るのを防ぐことができます。また、焚き火のときにタバコを数本一緒に燃やすと蚊やブヨなどの虫がよって来なくなるので、ぜひお試しください。

まとめ

今回は夏のキャンプでの必需品を11個、ご紹介しました。キャンプにくときには、必要最小限だけのものを持って、身軽にキャンプに行きたいものですね。楽しい夏キャンプにするために、道具はぜひ厳選しましょう。