車がなくても大丈夫、電車で行けるキャンプ場はここがおすすめ

キャンプには車で行く人が多いのではないでしょうか。確かに車があれば、荷物の持ち運びなどにはとても便利です。とは言え、車がなくてもキャンプには行きたいもの。そんな時には、電車で行くことができるキャンプ場を探してみるのが良いでしょう。

この記事では、電車でキャンプ場に行くときの注意点と、電車で行くことができる5つのキャンプ場をご紹介します。

 

電車でキャンプに行くときに、注意することとは

電車でキャンプに行くときに最初に注意することは、荷物を最小限に抑える努力をする、ということです。つまり、キャンプに行く人が自分の手で持ち運びできる範囲に荷物を抑えておかないと、電車で移動することはできません。もちろん、参加者の人数が多ければ、キャンプに持っていく荷物を分担して運ぶことができるので、この問題を解決しやすくなります。

また、荷物を少なくすることを考えると、雨具などを持っていくことを避けるために、天気の良い日を選んでキャンプに行く方が良いでしょう。また、キャンプは地面に直接座る「地べたスタイル」にすると、キャンプチェアなどを持っていく必要がないので、荷物が少なくなります。

同時に電車でキャンプに行くときには、キャンプ中の食事の材料を買い出しする場所を事前にしらべておく必要があります。もしも、キャンプ場から歩いていくことができる場所にスーパーマーケットや道の駅などがあれば、そのキャンプ場を選ぶことがベストです。

一方、キャンプ場の近くにスーパーマーケット等がない場合は、自宅から食材を持っていくことになります。この時はキャンプ道具にプラスして食材を持っていくことが必要になるので、より一層荷物の運搬方法に気を付ける必要があります。

キャンプの荷物や食料を持っていくのが面倒なときには、キャンプ場が提供しているキャンプ道具のオールレンタルサービスや、必要な食材を全部準備してくれるバーベキューサービスなどを積極的に利用するのもおすすめです。

持って行く荷物や食材の量に限りはあるものの、電車でキャンプに行くメリットはいくつかあります。まず、キャンプ場までの往復の交通費が電車代(あるいはバス代)だけで住むので、車で行くときよりも安く済むことが多いというメリットがあります。

また、電車でキャンプに行くと、大人の場合は参加者みんなが安心してお酒を飲むことができる、というメリットもあります。車だと運転する人はお酒を飲むことができないので、「自然の中で飲むビールが最高!!」という人は、キャンプからの帰りにお酒を飲むことはできません。でも、電車なら、周りの乗客に迷惑をかけない範囲で、お酒を楽しむことができます。

 

電車で行けるおすすめキャンプ場5選

氷川キャンプ場

東京都内からJRを乗り継いで、約2時間で氷川キャンプ場に到着します。最寄駅はJR青梅線の奥多摩駅。駅から歩いてもわずか5分の場所にこのキャンプ場があります。

このキャンプ場には高台のテントサイトはもちろん、ロッジやバンガロータイプの宿泊施設そして最近流行のグランピングを楽しむことができる豪華なコテージもあるので、好きな宿泊方法を選ぶことができます。

このキャンプ場のすぐ隣には多摩川が流れており、夏に水遊びをするのに良い場所となっています。とは言え、天候によっては川の増水などにより、川遊びがキャンプ場側から禁止される場合もあるので、気を付けておいた方が良いでしょう。

このキャンプ場の中にはカフェもあり、予約をするとホールケーキやパーティーメニューも注文することができるので、このキャンプ場でバースデーパーティーなどをするのも、楽しいかもしれませんね。

また、このキャンプ場から歩いて10分ほどで、奥多摩温泉もえぎの湯という温泉施設に行くことができます。温泉に行くためにここでキャンプをするというのも、よい楽しみ方かもしれません。

東京都心からも近く、気軽に行くことができる氷川キャンプ場は、キャンプを経験してみたい初心者の方、そしてソロキャンプデビューをしてみたい人におおすすめです。

氷川キャンプ場公式HP https://www.okutamas.co.jp/hikawa/

 

清水公園キャンプ場

千葉県にある清水公園キャンプ場 は、東武アーバンパークライン(東武野田線)の清水公園駅が最寄駅。駅から徒歩で約10分で行くことができるキャンプ場です。キャンプ場は清水公園と言う公園の中にあり、この公園の中には夏に思い切り楽しむことができるアクアベンチャーという施設やポニー牧場そして「花ファンタジア」という植物園もあるので、キャンプ中にも十分楽しむことができます。

キャンプ場の宿泊施設はバンガローかオートキャンプの2種類のみ、そのため電車で行く人はバンガローを利用することになります。テントを持っていく必要がないのは、電車で行くキャンパーにとって、非常にうれしいのではないでしょうか。

キャンプ場に事前に予約しておくと、バーベキューのセットを購入することができますが、最寄駅からキャンプ場に行くまでにコンビニやスーパーがあるので、自力で食材を調達しやすいのも、このキャンプ場でキャンプするメリットと言えるでしょう。

家族や友人たちと楽しくわいわいキャンプをしたい人におすすめです。

清水公園キャンプ場 公式HP https://www.shimizu-kouen.com/

 

関西サイクルスポーツセンターキャンプ場 

南海高野線あるいは近鉄長野線の「河内長野駅」からバスで約25分の場所にある関西サイクルスポーツセンターキャンプ場です。このキャンプ場には宿泊施設としてコテージとバンガローそして70人まで収容可能なジャンボハウスの3種類があります。テントサイトはないので、電車とバスで来る人は、コテージあるいはバンガローでの宿泊となります。

食材はキャンプ場に予約しておけば、現地調達も可能です。しかし、最寄り駅の 河内長野駅周辺にはコンビニもスーパーもたくさんあるので、バスに乗る前に食料を調達しておくのが良いでしょう。

サイクルスポーツセンターの中のキャンプ場なので、施設の中でサイクリングを楽しむことができます。また、水陸両用の自転車に乗ることができるので、子供だけでなく大人も十分楽しむことができます。

関西サイクルスポーツセンターキャンプ場公式HP http://www.kcsc.or.jp/

 

グリーンパーク山東

JR東海道本線近江長岡駅からバスで約10分の場所にあるグリーンパーク山東。関西方面からはもちろん、名古屋方面からも列車で行くことができるキャンプ場です。このキャンプ場の宿泊設備は、テントを自由に設営することができるフリーサイトとオートキャンプサイト、そしてコテージサイトと3種類あり、電車で行く人はフリーサイトかコテージサイトに宿泊することになります。

食材は持ち込むこともできますが、近江長岡駅の周りにはコンビニもスーパーマーケットもあるので、バスに乗る前に食材を調達するとスムーズにキャンプ場に行くことができるでしょう。

施設の中には「美肌の湯」という入浴施設があるので、キャンプ中に気軽に入浴を楽しむことができるのがうれしいですね。また、施設内にはアスレチックを楽しむ施設のほかに、蛍を見ることができる川もあるので、夜も楽しむことができるキャンプ場です。

グリーンパーク山東公式HP https://greenpark-santo.com/

 

鈴鹿サーキットファミリーキャンプ

モータースポーツファンにはおなじみの鈴鹿サーキットですが、この鈴鹿サーキットの隣にキャンプ場があります。最寄駅は近鉄名古屋線の白子駅からバスで20分、あるいは伊勢鉄道伊勢線の鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩で25分の場所にあります。

キャンプ場には電源と水道付のテントサイトはもちろんウッドデッキ付のサイトはもあり、快適にキャンプを楽しむことができます。また、テントも現地でレンタルすることができるので、荷物を少なくすることが可能です。

また、食材は最寄り駅近辺で調達することも可能ですが、事前予約すると「シェフ特選プラン」という伊勢でとれた魚介類や牛肉をふんだんに使った、豪華なバーベキューセットを購入することもできるので、そちらを楽しんでもよいでしょう。

鈴鹿サーキットファミリーキャンプ公式HP https://www.suzukacircuit.jp/camp_s/

 

まとめ

今回は電車でいくキャンプをご紹介しました。電車でキャンプに行く場合は、キャンプ場にあるレンタル用品やバーベキューセットを活用することを考えた方が良いでしょう。

車がなくても、楽しいキャンプはできます。どんどん電車でキャンプに出かけてみましょう。